to plan something interesting and funny in earnest and organize what we all can enjoy

2009年3月5日木曜日

検索

今日ではほとんどの人が利用しているインターネット。
動画を見たりブログを書いたり色々と用途はありますが、特に何かを調べるときに利用する人が多いのではないでしょうか。

先日インターネットを使っていて、自分の名前を検索したら何が出てくるのだろう?同姓同名の人はいるのだろうか?とふと思い、検索してみました。
私の名前は漢字の組み合わせが珍しいのもあって残念ながら検索しても出ませんでしたが、
友達と同じ名前の人はカメラマンをやっていて、知り合いは俳優、私の父は研究者、母はヨガの本を出していました。

同じ名前なのに、全く違う人生。こんな一見くだらない暇つぶしを通して、日本、ましてや世界には知らない人がたくさんいて、その人達にはそれぞれ人生があるんだなと実感しました。

些細なことから何かを学ぶことって多いですよね。そう考えると何事も軽視しちゃいけないなって思います。得るものは無限に存在する。


大人になっても貪欲に、追求心を忘れずに生きていきたいです。

--
深堀茉莉江

2009年3月4日水曜日

みんなでいたずら


アップルのCEO、スティーブ・ジョブズとともにアップル社の創業メンバーである、スティーブ・ウォズニアック、通称ウォズの自伝「アップルを創った怪物」(実際はジーナ・スミスによるインタビュー構成)を読んだ。

それまで、彼についてまとまって書かれているのは、スティーブン・レビーの書いた「ハッカーズ」ぐらいではなかったかと思う。「ハッカーズ」は1950年代から、パソコンの黎明期である1970年代終わりごろにかけての、ハッカー列伝として、とても読み応えがあるものだ。この中でも、ウォズは、ただ一人、単独で1章を割いて採りあげられているハッカー中のハッカーと言える存在。何しろ今のPCのプロトタイプ、アップルIIを独力で作り上げた傑物なのだ。乱暴に言い切ると、世界で最初にPCで成功した企業「アップル社」で、ジョブズは売る人であり、ウォズは創る人だった。売る人は創る人がいないと何もできない。

中村正三郎も指摘しているように、この本、前半が面白い。教え上手の技術者の父親の下で、どんどこ知識と技術を習得していく子ども。

ウォズが、この自伝インタビューで、とても楽しげに語っているのが彼がしでかしたいたずらの数々。「ハッカーズ」にもいたずらのことは少し書いてある。だが、第三者的に書かれているから、それがどれだけウォズの中で重要な位置を占めるのかはよくわからなかった。自伝を読めば、それが母親からの遺伝でもあり、彼の人生と切っても切り離せない存在であることが見て取れる。勤勉で誠実、だからヒッピー文化のただ中にあって、誘われてもドラッグに手を染めることなど決してなかった。そうした生真面目さを開放して、日常に彩りを添えるものが彼にとってのいたずらなのかも知れない。

ウォズは、みんなで何かを一緒にする、というのがどちらかというと苦手なタイプだ。決して根暗ではないが、閉じこもりがち、にはちがいない。
最高の発明家とかエンジニアっていうのは「じつは」アーティストなんだ。
「そしてアーティストが真価を発揮するのは一人で仕事をするとき」・・・・・企業という枠組みの外側、マーケティングだのなんだのの委員会でよってたかって設計するような場所じゃなく、自分一人で好きなように設計できるときだ。
そうしたことと相まって、彼のいたずらも、基本的には一人か、自分の支配のもとに誰かを動かして行うものが多い。

ウォズはImprov Everywhereの活動を知っているのだろうか。そして、どんな感想をもつのだろうか。


大下文輔

2009年3月1日日曜日

桜の花

冬もおわり、もう暦の上では春になってから2週間程度が経っています。
でもまだまだ桜は咲かないんですねー。
もちろん、ここでいっている桜はソメイヨシノです。
日本人にとってもっともメジャーな桜であるソメイヨシノですが、実は約100年前にできた品種だってこと、ご存知でした?
それ以前の桜といえば今ではあまり見ることも少なくなった、山桜がほとんどだったそうです。
日本の和歌で詠まれる桜も、ほとんどは山桜だったとか。
この山桜も3~4月頃に咲くのですが、咲いている期間は長いそうです。
一瞬で散るのは美しい、とはいうけれど、できるだけ美しいものを長く見たいとも思いますよね。
素晴らしいものを、その瞬間にかけて、しかし、すぐには枯れないように。
桜の咲きはじめるだろう時期の我々のイタズラ、是非一緒にやりましょう!

よろしくおねげーします。

小山翔太朗